カラッカラに乾燥する冬場は、
肌トラブルが多くなります。
肌が敏感な子供はとくに乾燥肌になりやすいですが、
小さいうちは
「もしかしてアトピーじゃないかな?」
という心配もありますよね。
今回は、
アトピーと乾燥肌の違いを分かりやすく解説いたします!
違いを知って、
アトピーなのか乾燥肌なのか判断の材料にしてくださいね♪
アトピーになる原因
そもそも、
どうしたらアトピーになるのでしょうか?
アトピーは実は現在でも謎が多い多因子系(原因が多い)の病気です。
◼体質的な原因
親がアトピーの場合、
親がアトピーでない場合と違い、
子がアトピーになりやすいと言われています。
また、
体質的に肌が弱いとアトピーになりやすい、
という臨床報告もあります。
◼環境的な原因
ほこり、ダニ、花粉、食べ物など、
その個人個人のアレルゲンの違いからもアトピーになります。
汗や洗剤からアトピーになる人もいますし、
寝不足やストレスもアトピーの原因だと言われています。
遺伝性の病気と違い、環境要因からもアトピーになってしまうのです。
乾燥肌になる原因
乾燥肌の多くは、
間違ったスキンケアや食生活が原因です。
アトピーの原因とは全然違いますよね。
顔やからだをごしごし強く洗ったり、
一日に何度も洗顔やシャワーをすると、
肌のバリアである皮脂膜がダメージを受け乾燥してしまいます。
食生活においては、
【タンパク質】【亜鉛】【ビタミン】が不足すると肌が乾燥してきます。
保湿も大切ですが、
洗顔法や食生活を整えることが乾燥肌への効果的な対処法です。
アトピーと乾燥肌の違い
本題に入りましょう。
アトピーと乾燥肌の違いは
細かい症状で見分けることもできます。
まず、
アトピーは年齢により症状(乾燥肌、湿疹)が出る場所が違います。
また、
乳幼児期に発症しても、加齢とともに治る傾向にあります。
◼乳児期
頭や顔に症状が出ます。
◼幼児期
からだや下肢に症状が広がります。
特に関節部分にできやすく、
皮膚の乾燥が目立つようになります。
◼12~13歳の思春期から大人
顔、胸、背中、ひじなど上半身に症状がでることが多いです。
乳児で2ヶ月、幼児~成人は6ヶ月症状が続くと、
アトピーと診断されます。
一方、
乾燥肌は、【多少のかゆみがあっても自分で掻かなければ湿疹はできません】
乾燥肌だからといって勝手に湿疹ができることはほとんどありません。
これが大きな違いでしょうか。
乾燥肌で湿疹が止まらない、
という方も調べてみるとアトピーではなく慢性湿疹だったりします。
(乾燥肌→肌を掻く→湿疹になる→慢性化する)
アトピーと乾燥肌の違いを判断する材料は
【長期間続くか】
【湿疹があるか】
である程度判断できそうです。
お子さん、ご自身にあてはめてみましょう。
違いが分からないとただ不安になりますが、
知識があれば少しは解消されますよね!
お子さんがアトピーか乾燥肌か悩んでいた方、
長年乾燥肌で「もしかしてアトピー?」と思っていた方、
ご紹介した違いを参考にしてくださいね♪
もちろん、
自分で違いを判断できなければ、お医者さんに行きましょう!
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