洗わないのが良い?
石鹸が良い?
ネット通販の高価なボディソープが良い?
何が良いのか、何が悪いのか、情報の取捨選択が難しいですよね。
私には子供が二人いて、二人ともアトピーです。
アトピーの子供を育児中の私が、
今回は、子供のアトピーの石鹸
について掘り下げてお話したいと思います。
なぜ子供のアトピーに石鹸が良いと言われるのか
子供がアトピーの場合、肌のバリア機能が弱く、
少しの刺激でも湿疹になりやすい体質であることが殆どです。
この、少しの刺激の中に、
一般的に使われるボディソープに含まれる
界面活性剤や添加物が含まれています。
私自身肌が弱い方なのですが、乾燥の時期は、
ボディソープと石鹸の刺激の違いを感じます。
低刺激の乳幼児用のボディソープもありますが、
子供がアトピーだと、それでも肌に刺激を受けてしまう場合もあるのです。
その為、不純物や添加物の少ない石鹸が良いと言われるのです。
では、子供のアトピーには石鹸が最適なのか
子供のアトピーには、ボディソープより低刺激な石鹸が良いと言われます。
![furo_sekken](http://childskin.biz/wp-content/uploads/2016/02/furo_sekken.png)
しかし、子供のアトピーも十人十色。
大切なのは、子供のアトピーを悪化させる原因を取り除く事なのです。
汗や汚れが子供のアトピーを悪化させる原因である場合は、
石鹸で丁寧に汚れを洗い流すことが大切です。
一方、肌の乾燥が酷く、
汚れではなく皮脂が足りなくて子供のアトピーが悪化している場合、
石鹸を使用すると、更に肌から皮脂を奪い、乾燥を進めてしまいます。
そのため、石鹸の使い過ぎには注意が必要で、
お湯で洗い流すだけの方が良いということもあるのです。
子供がアトピーだから、石鹸でせっせと洗えば良いという単純な問題ではなく、
子供の肌の変化を注意深く観察し、
どんな時に悪化し、どんな時に改善していくのかを見極めながら、
体の洗い方を工夫していくことが大切です。
私の息子は2歳で、現在アトピーで皮膚科に通院中ですが、
男の子で髪が短いので、夏場よほど汗をかいたとき以外は、
洗髪はシャワーでさっと流すだけ。
顔も石鹸を使いません。
その代わり、顔は食事の度にぬるま湯で奇麗に洗い流しています。
体は汗や汚れの溜まりやすい首や足の付け根のみ石鹸を使用。
それも、毎日石鹸を使うわけではありません。
色々試した結果、石鹸の使用頻度は今の状態で落ち着きました。
子供のアトピーにお勧めの石鹸
子供のアトピーの症状によって、石鹸選びも変わってきますが、
店頭で手に入りやすく、低刺激の石鹸をいくつか紹介致します。
→無添加シャボン玉浴用
私たち家族が愛用している石鹸です。
完全無添加、成分は石鹸素地のみ。
それでいて、泡立ちが良く、使用していても肌に刺激を全く感じません。
泡切れも良く、さっぱりとしていて、それでいて肌のツッパリ感もありません。
というのも、天然油脂(牛脂、パーム核油)が原料で、
製造法に拘り、天然の保湿成分グリセリンが残るように作られているからです。
店舗によりますが、3個入りで300円台と、
安価に購入できるのもお勧めする理由の1つです。
→アトピタ保湿全身せっけん
子供の肌を保湿する成分、ラノリン脂肪酸コレステリルとヨモギエキスが含まれています。
無香料・無着色・防腐剤無添加の低刺激処方。
もちろん、界面活性剤も含まれていません。
優しい洗浄感で、皮脂を取り過ぎることはなく、頭からつま先まで全身洗う事ができます。
価格は1つ約780円と、ちょっと高価です。
→ミヨシ無添加白いせっけん
こちらも、成分は100%石鹸素地、完全無添加の石鹸です。
大正10年から石鹸製造を始めた老舗で、
こだわりのある石鹸製法を持っており、
石鹸素地のみでも、泡立ちよく、泡切れ良く、
そして、使用後は自然の潤いを肌に残してくれます。
価格は1つ150円前後。手に取りやすい価格です。
子供のアトピーにとって、毎日入るお風呂で使用する石鹸選びは重要です。
色々な石鹸を試し、洗い方に工夫しながら、
子供のアトピーに最適な方法を探してくださいね。
アトピー専用入浴剤みんなの肌潤風呂使ってみた!
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