子供のアトピー、保湿剤はどんなものが良い？

子供のアトピー、保湿剤はどんなものが良い？子供のアトピー性皮膚炎に
悩んでいる方は多いでしょう。


私には娘と息子がいますが、
どちらも赤ちゃんの頃からアトピーです。

アトピーについてはこちらをどうぞ
↓
赤ちゃん・子供のアトピーについて


子供に関わらず、
アトピーには毎日保湿剤を塗ることが大切ですよね。


だけど、保湿剤ならば、
なんでも良いというわけではありません。


子供のアトピーに合わない保湿剤を塗り続けることは、
むしろ逆効果です。


そこで、今回は
子供のアトピーで使用する保湿剤にはどんなものがあるのか
紹介したいと思います。

子供のアトピーの保湿剤の基本は、病院で処方されるものです

子供がアトピーの場合は、
自己判断をせず、きちんと通院することが大切です。


皮膚科や小児科、場合によってはアレルギー科に
通っている方もいらっしゃいます。


子供のアトピーはしっかりと治療をすれば、
成長とともに改善していくことが多いです。


なので、
病院を受診して、湿疹に合った薬を処方してもらい、
副作用などが出ていないか、
しっかり医師が確認しながら治療することが必要です。


子供のアトピーは、ステロイド剤だけではなく、
保湿剤も処方されます。


主に処方される保湿剤を３つ、紹介します。

★プロペト
ワセリンという名を聞いたことがある方は多いと思いますが、
ワセリンを更に精製して不純物を取り除いたものです。

べたつきがありますが、伸びが良く塗りやすくなっています。

保湿をするというよりも、肌に油分のバリアを張ることによって、
様々な外的刺激から肌を守り、肌から水分が蒸発するのを防ぎます。


★ヒルドイドローション
人間の体内で作られる保湿効果の高いヘパリンに似た、
ヘパリン類似物質が主な原料の保湿剤です。

高い保湿力があり、血行促進や抗炎症作用もあります。

色は白で、乳液状になっているので、
伸びが良く、肌にすっと馴染みます。


★ヒルドイドクリーム
ヒルドイドローションを、さらに保湿効果を高めたものです。

クリーム状になっており、広い面積にはちょっと塗りづらいですが、
高い保湿効果があります。


子供のアトピーで病院を受診すると、
大抵この３つの内のどれかが保湿剤として処方されます。

子供のアトピー、市販の保湿剤でも大丈夫？

子供のアトピーと一言で言っても、
症状や湿疹の状態は様々です。

病院から処方された保湿剤を毎日使っているけど、
イマイチ効果がないような気がする時は、
もちろん、かかりつけ医に相談することが何より大切ですが、
市販の保湿剤を試してみるのもひとつの手段です。


我が家の場合は、白色ワセリンを購入し、
ヒルドイドローションと使い分けをしています。


上の子は既に7歳で、
ステロイド剤は殆ど使わなくなりましたが、
毎日の保湿を怠ると、湿疹が出てしまうので、
膝や肘など、ガサガサしているところには、
たっぷりと白色ワセリンを塗り、
他の部分はヒルドイドローションを塗っています。


一方下の子は２歳、
こちらはヒルドイドローションより
白色ワセリンが合うようです。

まだ体も小さいので、
たっぷりべったり体全体に塗っています。


プロペトでもいいじゃないかと言われそうですが、
病院の処方は量が決まっているので、
白色ワセリン500gを常備して
残りの量を気にせずたっぷり使うことで効果が上がりました。


市販で購入できる保湿剤は色々ありますよね。

赤ちゃんの全身にも使えて安心な「みんなの肌ローション」、

無添加油分系ならば、ソンバーユ、

肌の弱い赤ちゃんから使える保湿剤ならば、
アトピタ全身保湿ミルキィローション、

ヒルドイドと同じヘパリン類似物質が原料の、
ヘパソフトなど。


大切なのは、処方箋、市販品に関わらず、
子供のアトピーの肌に合った保湿剤を見つけてあげることです。

子供のアトピーは、丁寧なケアを続けることで改善します

子供がアトピーだと、毎日保湿剤を塗ったり、薬を塗ったり、
とにかく肌ケアが大変です。


一人で着替えができるようになっても、
少なくとも朝と、夜のお風呂上がりの最低２回は、
保湿剤を塗ってあげないといけません。


上の子からなので、毎日せっせと子供たちの肌に
保湿剤を塗り続けてもうすぐ丸8年。


ああ、子供たちの肌が強かったらどんなに楽だろう、
なんて思ったこともあります。


だけど、
継続は力なりです。


子供のアトピーは、毎日きちんと保湿剤を
塗るか塗らないかで全然違うという事は、
アトピっ子のママなら、何度も実感したことがありますよね。

大変だけど、頑張りましょうね。

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