子供のアトピーを改善させる方法は足し算よりも引き算が大切!子供のアトピーがなかなか治らず、
なんとか改善させたいと悩んでいる方もいると思います。



インターネットで調べると、
子供のアトピーを改善する様々な方法が出てきますが、
情報が多く、そして不確かなものばかりですよね。


私には子供が二人いますが、
二人ともアトピーです。

そして、
私も二人目出産後の体質変化のせいか、
冬場は顔にアトピーのような湿疹が出るようになりました。


今回は、
子供のアトピーを改善させる方法について、
少しお話させていただきたいと思います。


子供のアトピーを改善させる最も効果があるものは?



子供がアトピーで皮膚科を受診すると、
まず、ステロイドが処方されることがほとんどです。
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医師によって、
処方されるステロイドは様々で、
私の上の子供はアルメタを、
下の子供はロコイドを処方されました。


上の子供は、
赤ちゃんの時に左耳周辺に酷い湿疹ができてしまい、
一時期だけ、
リンデロンVG軟膏を塗ったこともあります。



ステロイドと聞くと、
副作用のことを心配して、
自己判断で使用を中止したり、
怖がって微量しか塗らなかったりする方がいるかもしれませんが、


現時点で、
ステロイドは子供のアトピーを改善させるのに、
最も優れた薬
と言われています。


副作用の心配はありますが、
その為に、医師の指導のもと、
医師が見守りながら使用するが大切ですが。


アトピーの痒みは、とても辛いものです。


私も、30代後半になり、
顔に酷い湿疹ができましたが、
痒みを我慢するのは大人でもかなり難しく、
薬も塗らずに、
ずっと痒い状態というのは耐え難いものです。


ましてや子供となると、確かに我慢しなさい!
というのは、酷というものかもしれません。


なので、子供のアトピーは、
処方された薬をしっかり使用し、
まずは湿疹を改善してあげることが大切です。



子供のアトピーを改善させるには、引き算が重要


子供のアトピーを改善させるために、
体に良いものを食べさせたり、
塗ったりするのも良いかもしれませんが、
子供のアトピーを悪化させるものを、
なるべく遠ざけることが大切
です。

つまり、
アトピーに良いことを足していくというよりは、
アトピーを悪化させるものを無くしていく
引き算が大切です。



とは言え、
アトピーの原因物質は、完全除去が難しいものばかりです。


例えば、
乾燥、自分の汗、動くことによる摩擦、空気に漂う物質などです。
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食物アレルギーがアトピーの原因の1つである場合は、
医師の指導のもと除去を行いますが、

子供がアトピーだと分かったら…食事療法で気をつける3つのポイント!



食べ物とは違い、環境が原因の場合は、
なるべくそれらの刺激から守ることを心がけるしかありません。


加湿器をつけたり、
シャワーをこまめに浴びたり、
肌に優しい衣類やタオルを選んだり。



そうした上で、
保湿や薬で肌ケアし、
生活リズムを整えて、栄養のある食事を食べ、
しっかり寝て休息を充分とれるようにしましょう。

手間がかかることばかりですが、
子供のアトピーは、年齢が上がるにつれ、
体質や肌が強くなり、改善していく
ことが殆どですので、
頑張って乗り切りましょう。



信頼できる医師との出会いが私を支えてくれました


私の第一子は、
生後半年でアトピーの診断がおりました。

元々肌が弱く、生後3か月で左耳に酷い湿疹ができ、
受診した小児科や皮膚科で「アトピーっぽい」と言われ、
夜中寝ながら痒くて掻きむしる娘の腕を抑えるために、
何度も起きては疲弊し、

どうしたら子供のアトピーが改善するのか、
一人悩んでいました。


今思えば、
医師から見たら、
大したことのない軽度のアトピーだったのでしょう。



その時に受診した小児科の医師も、皮膚科の医師も、
私の不安な気持ちを汲んでくれず、
説明も不十分でした。
次の受診の指示も、特にありませんでした。


しかし、
子供の4か月健診で、
たまたま担当だった小児科の先生との出会いが、
私の気持ちを救ってくれたと言っても過言ではありません。


子供のアトピーの状態を見て、
「これは、継続して肌の状態を診た方がいいね」
と言ってくれました。


家からも通える範囲だったので、その後受診。

初めての育児で、
しかも子供はアトピーかもしれず、
毎日不安に過ごしていた私の、
本当に小さな質問にもきちんと答えてくれ、
保湿の仕方やステロイドの塗り方も丁寧に指導してくれました。


ステロイドについても、
迷いながら使っていましたが、
医師からの説明を受け、
納得して使用できるようになりました。


まとめ


上の子供は現在小学生です。
アトピーの原因は、
夏場は汗や汚れ、冬場は乾燥でしたが、
成長とともに強くなり、随分と改善されました。


下の子供はまだ2歳です。
引っ越しし、全く別の皮膚科の先生に継続して診ていただいています。


まだアトピーの湿疹は出ますし、
ザジテンという痒み止めの飲み薬やステロイドを使用していますが、
去年の今頃よりも、
子供のアトピーは少しずつ改善されてきています。


子供のアトピーは改善に年単位の時間がかかりますが、
成長とともに、少しずつ良くなっていくものなのです。


なので、
お母さんは心配かもしれませんが、
信頼の置ける医師の指導の下、
薬や保湿などに気を遣いながら、
ゆっくりと焦らず、
子供のアトピーの改善を待ちましょう。


お母さんが焦ってしまうと、
子供にも、その気持ちが伝わり、
それがストレスとなり、
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また子供のアトピーを悪化させてしまう要因
となってしまうこともあります。


大切なことなので
何度も言いますが、
子供のアトピーを改善させるためには、
時間をかけてゆっくりとしっかりとできることをしていきましょう。


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